奇跡のアンチエイジング

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紫外線対策完全マニュアル 〜日焼け防止の鍵はSPF・PA・UPFにある!!〜

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tsukikoiwamura / Pixabay


みなさんもよく目にする①SPF②PA③UPF。
正しく理解出来ているでしょうか?
紫外線は肌のアンチエイジングの敵と言っても過言ではありません。
紫外線を攻略して美肌を保ちましょう‼︎

①SPF②PA③UPFってそもそも何?

簡単に言うとどれだけ紫外線をカットしているかの指標です。
SPFとPAは日焼け止めで紫外線をカットする値であり、UPFは衣類で紫外線をカットする値です。
それでは、まずは紫外線について勉強していきましょう。

紫外線の種類

紫外線は3種類に分けることができます。
そして、波長が長いほど肌の深部に到達します。

①UV-A

波長が1番長いので深部まで到達します。
紫外線が影響し、コラーゲンやエラスチンを変性させ、皮膚の乱れが生じさせてしまうためシワタルミを引き起こしてしまいます。
及ぼす影響は緩やかですが、その分影響が積み重なり大きな影響となります。

②UV-B

UV-Aよりかは波長が短く、深部まではいかず皮膚の浅いまでしか到達しません。
しかし、深部まで到達しないという事は浅い部分で吸収していると考えられます。
とういう事は浅い部分の皮膚は多いな影響を受けるという事です。
急激に起こる日焼けはUV-Bが影響して起こります。
実際に皮膚の細胞を傷付け、皮膚のコラーゲンを破壊して、ハリを奪ったりくすみ乾燥を引き起こします。

③UV-C

波長が1番長く、人体への影響は今のところ確認されておりません。

紫外線の強い時期

5月から7月が1番紫外線が強い時期です。
つまり夏至(2017年は6月21日)の前後が1番太陽が長く出ていて、真上から紫外線を降り注ぎます。
この時期は要注意で、気温が低い日や曇っている日でも地上には強力な紫外線が届いています。

日焼け止めの特徴

日焼け止めに書いてあるPA・SPF・UPFを理解する

PA

UV-Aに対して紫外線カットの指標となります。

    PA値の4段階
    +:効果がある
    ++:かなり効果がある
    +++:非常に効果がある
    ++++:極めて高い効果がある

SPF

UV-Bに対してはSPF値が指標となります。
日焼けによる肌の赤みは一般的に20分で始まると言われています。
例えばSPF10であれば20分×10=200分後に赤みが始まるという意味になります。

    一般的な赤みが出るまでの時間
    SPF10:3時間20分
    SPF20:6時間40分
    SPF30:10時間
    SPF40:13時間40分

UPF

衣類による日焼け防止の値となります。
UPF15以上であれば、UVカット商品と表示することができる。
例えばVPF15であれば紫外線を1/15に出来ると言う意味になる。言い換えると紫外線を94%カットするという意味となります。

    衣類の紫外線カット率
    UPF 15: 94%カット

    UPF 20: 95%カット
    
UPF 30: 96%カット
    UPF 40: 97%カット
    
UPF 50: 98%カット

日焼け止めの肌への影響

日焼け止めは紫外線をカットしてくれる代わりに化学物質を使っているので肌への影響があります。

①紫外線吸収剤

紫外線を吸収し熱エネルギーに変えることで、紫外線のダメージを防ぎます。
熱エネルギーに変換する際に皮膚の炎症を起こすことがあり、カサつきや炎症の原因となることがあります。
熱エネルギーへの変換効率が大きいPA・SPFの数値が高いものは特に肌への影響が大きいです。
商品によっては紫外線吸収剤をコーティングし、肌への刺激を小さくしているものもあります。
使用感としてはさらっとした使い心地です。

②紫外線散乱剤

紫外線を肌の表面で反射・散乱させ紫外線からのダメージを防ぎます。
酸化チタンなど天然のパウダーを使用して反射・散乱させるため肌への負担は少なくなります。
PA・SPFの数値が高いものはドロッとしていて、ベタつきが出やすいです。

紫外線対策マニュアル

基本的に紫外線対策は1年中必要です。
冬でも確実に紫外線は降り注いでいます。

4月〜8月

  1. 徹底した紫外線対策が必要です。
  2. 肌への影響が少ない(UPF40以上)をうまく使いましょう。
  3. 日焼け止め用の衣類や傘はUPF40以上のものを選びましょう。
  4. どうしても炎天下で肌を露出する場合はPA+++以上・SPA30以上の日焼け止めを使用しましょう。
  5. 成分を確認しできれば紫外線散乱剤を使用しているものを選びましょう。
  6. 使用感の良い紫外線吸収剤を使用しているものを選ぶ際にはコーティングがされているものかを確認しましょう。
  7. 汗をかいたり、プールや海などに入ったらその度に塗りなおしましょう。
  8. その他は2〜3時間ごとに塗りなおしましょう。

9月〜3月

  1. 基本的には日焼け止め用の衣類や傘をうまく使いましょう。
  2. UPF15以上であればどれを選んでも良いです。
  3. 日焼け止めは肌に優しいPA+〜++、SPF15〜30の物を使用しましょう。
  4. 雪山では紫外線が雪で反射し、結果的には大きな紫外線を浴びることになるので、4月〜8月と同様な対応が必要です。

まとめ

紫外線対策は衣類と日焼け止めをうまく使用しましょう。
4月〜8月と9月〜3月で対応を変えましょう。
1年中紫外線対策をしてあなたも今日から美肌美人になりましょう。

metadog / Pixabay

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管理人

さくら

さくら

管理人のさくらです。

アンチエイジングに目覚て猛勉強中!!学んだことは皆さんと共有できたら素敵だなと思います。
「参考になったよ。」と言ってもらえるようになるべくわかりやすく、楽しいサイトにしていきたいです。