みなさんご存知ですか?
あなたの声も老化するんですよ。
普段あまり気にしない声の老化。
たまにカラオケに行ったら、思っていたより声が出ない。高い音が出しにくい。
最近風邪ひいた様なガラガラ声になる。
こんな症状の方は声が老化してきている可能性があります。
さぁ。声のアンチエイジングについて学んでいきましょう!
声の老化年齢
人は歳を重ねる度に老化していきます。
筋肉の衰えは目に見える形でわかりやすく、なんとなく予防しなきゃなぁ。
なんて思ったりします。
声も例外ではなく老化が起こるのです。
よく聞いてみてください。若い女性の声とおばちゃんの声は違います。
さらに、若い女性とおばあさんの声はさらに違いがあります。
40歳代頃に「あれっ?」って気が付きます。
声の老化症状
- 高音、低音が出しにくくなる
- 枯れた声になる
- 話の間に何度も息継ぎが必要になる
- 大きなこえが出なくなる
- 滑舌が悪くなる
声の老化の原因
- 声帯自体が硬くなる
- 声帯の開閉をコントロールする筋肉が弱る
- 声帯が炎症を起こし肥厚する
- 肺活量が低下する
①声帯自体が硬くなる
定期的に高い音や低い音を出していないと声帯自体が硬くなってしまいます。
→定期的に高い音や低い音を発声するようにする。
②声帯の開閉をコントロールする筋肉が弱る
年齢を重ねると筋力は低下してきます。
→声帯を閉じたり開いたりする運動を行う。
※やり方は「声のアンチエイジングの奥義」をご覧ください。
③声帯が炎症を起こして肥厚する
タバコを吸っていると声帯はいつも刺激され、炎症を起こしてしまいます。
→すぐにタバコをやめる。
④肺活量が低下する
タバコを吸っていると肺がいつも炎症を起こします。
そして肺の機能が低下し慢性的に肺胞と言われる酸素を取り込む機関が閉塞してしまいます。
吐き出す息の勢いが無くなり、吐き出す量も減少します。
このため、声が小さくなり、話すのに息継ぎを何回もしなければいけなくなります。
→すぐにタバコをやめる。
深呼吸の練習を行い、大きく吸って口をすぼめてゆっくり吐く練習を行う。
声帯に作用する筋肉
声に関係する筋肉には閉鎖筋と輪状甲状筋があります。
閉鎖筋が主に通常話すときの筋肉で、裏声は輪状甲状筋が主に関与します。
声のアンチエイジングのエクササイズ
- 低い「あ゛〜」から、高い「あ〜」の声を息継ぎなしで出していきます。
- 高い「あ〜」から、低い「あ゛〜」の声を息継ぎなしで出していきます。
- 低くて短い「あ゛っ」を勢いよく10回発生します。
- 高くて短い「あっ」を勢いよく10回発声します。
- 最後に自分の普段話ししている声を録音し、聞いてみます。 自分の理想の声の高さを探し、その高さを定期的に確認します。
※1日に数分トレーニングでOKです。
まとめ
- 声も歳をとります。
- 声には声帯が関わっていて、閉鎖筋と輪状甲状筋を鍛えることが大切。
- 肺活量も関与していて「タバコ」はすぐにやめる。
- 声のアンチエイジングのエクササイズを毎日行う。
- 自分の声を確認して理想の声を探す。
- 声のアンチエイジングは可能である。